
神社と社務所の背後の山には、真竹の竹林が広がっている。
いつも、青々とした葉を茂らせ、風にサヤサヤと音を奏でる。雪景色などは特に風情がある。
ところが、しばらく前から、竹林の色が冴えず、妙に茶色っぽいと思っていたら、枯れた竹も見られる。どうも、真竹が開花し枯れ始めたようだ。ものの本によると、真竹は120年で花を咲かせて枯れるという。
すると、今、私は120年に一度の光景を目にしているということか。
開花した真竹の実が土に落ち、芽を出して、やがて竹林が再生するのだろうか?
興味ある時間を目にする機会でもある。
ただし、孟宗竹と破竹は、開花せず青々としている。
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