連日厳しい暑さが続いている。間もなく高齢者にカウントされる自分には堪える。
さて、けさ早く、境内の小川の堰の下の水たまりを見て驚いた。ここらへんにいるハヤなどの小魚とはちがう30㎝ほどの魚影を見つけたのだ。昨日、池の清掃のために川の堰の水門を開放したので、ここにながれついたようだ。
思い出したのは、50年程前、先代宮司が若かった折、地元の有志とはかり、今風に言えば-神社おこし-の一つとして、ニジマスを放流し釣り堀を開き、めずらしさもあり、結構釣り人が来ていた。しかし、台風か豪雨で魚はみな流されてしまい、取りやめになってしまった。
あれから、50年・・・時々夢には出てきていたが、今に世代を継いで生き残っていたのか?!
大きな竹かごで何とか捕獲、魚形、この虹色のライン・・・間違いない ニジマスだ。確認して川に再度放流した。
あれから、何十回という豪雨による激しい濁流をかいくぐり、命をつないできたのだ。そう思うと、ここの環境の奥深さと、生命の強さをあらためて思った。
2015/07/29(水) 11:19 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)

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