つい先日正月を終えたと思っているうちに、春の大祭も大雨の日もありましたが無事奉仕し終えて、早6月。境内は、若葉が照りかがやきツバメが飛び交いホトトギスが囀り初夏の晴朗な大気に満ちています。
さて、当青麻神社・青麻三光宮への信仰は、江戸期を中心に各地に展開し、遙か遠隔の地にも御分社などがあることは、断片的には把握していましたが、全体像をなかなかつかめませんでした。
そこで、随時情報を蓄積してきましたが、近年の情報ツールの活用により、かなりの数をとりまとめることができて、現在190件余の分布を確認しました。北は、秋田・岩手から南は福岡・熊本までほぼ全国に及び、確認できた府県は、秋田・岩手・山形・宮城・福島・茨城・群馬・栃木・千葉・埼玉・神奈川・静岡・愛知・長野・新潟・富山・京都・大阪・兵庫・岡山・高知・愛媛・福岡・熊本の24府県に及びました。
一覧表にまとめた、青麻神社御分社台帳(稿)を作成してみましたので、ご希望の方は神社へご一報ください。
また、情報提供いただきました方々には、厚く御礼申し上げます。
2012/06/01(金) 21:33 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
あの東日本大震災から1年余…
それぞれに復旧復興の途上のことと拝察致します。

さて、5月1日~3日は当青麻神社の春季大祭。本年も次の概要で執り行います。
3日間、春祭特別祈祷を執り行うとともに、希望の方には、直会の御膳(御食事)をいただける献膳祈祷もございます。神楽の演舞も1日と3日の午前9時頃から午後3時頃まで予定されています。
今年の春は寒さが残り、境内近辺の桜がようやく咲き始めました。大祭期間中がちょうど桜の満開時期となりそうです。

 青麻神社春季大祭
 5月1日 春祭特別祈祷受付  榊流青麻神楽奉納 
    2日 例大祭式  春祭特別祈祷受付
    3日 春祭特別祈祷受付  榊流青麻神楽奉納

尚、期間中はJR東北本線岩切駅⇔青麻神社間に臨時バスが運行されます。

岩切駅発→神社行バス時刻  
09:00
10:00
11:00
12:00
13:40
14:30
15:30

青麻神社発→岩切駅行バス時刻
09:30
10:30
11:30
13:20
14:00
15:00
16:00

岩切今市橋から県民の森経由の表参道は、高森城址西側の路肩崩落改修工事の為、全面通行止めになっています。また、地震による道路損壊のため交通規制があります。当神社へおいでの際は、利府町菅谷沢乙温泉経由、又は泉区山の寺から鐘撞堂トンネル経由などを迂回ください。
詳しくは、案内地図をご参照いただくか、神社へお問い合わせください。




2012/04/27(金) 10:00 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
この度の東日本大震災は、地元岩切地区にも津波こそ無かったものの大きな被害があり、昔からの風情ある町並みや住宅の多くが失われました。そんな中で、歴史的な遺跡なども例外ではありません。いろいろな事情から、当神社の敷地に移設されたものもありました。
写真の中程の石像は、岩切台谷地のNさんの屋敷でお祀りしてきた延命地蔵尊で、地震で倒壊したので、移設の希望がありました。両脇の板碑(弘安年間のものという)は、岩切羽黒前のTさんの敷地内にあったもので、崖崩れ危険があり、移設の希望がありました。
地域の歴史的・文化的なものは、神仏にかかわらず保存していくことが、この地に生きていくものの役目と考え引き受けた次第です。
震災にあった各地で、継承の危機にある文化財が多々あるのではないかと、危惧しています。
2011/11/17(木) 12:06 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
この度の15号台風の猛威が当地にも荒れ狂った。
21日の夕方は、風雨とも激しく、山間から集まった水は小川を逆巻く濁流に変えた。
土砂混じりの濁流が道路に溢れ泥土が堆積し、さらに本殿脇ののり面は地震で地盤がゆるんでいたこともあり、一部崩落した。
昨日、大雨後はじめて近くの三光の滝まで小川を上ってみた。各所で川縁がえぐられている。
滝壺のあたりまで行って驚いた。滝壺は、数年前土砂が崩落して完全に埋まっていたのだが…
今は、滝壺を埋めた土砂は完全に流され、澄んだ水が深い渕をなしていた。
人力で土砂の撤去を行おうとすれば大変な作業。土木重機でも簡単ではない。
しかし、大量の水の力は一夜にして、あの森厳な滝壺を復元してしまったのだ。
2011/09/29(木) 19:41 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
ネット上で「東海地域文化研究-その歴史と文化」(思文閣出版)に当青麻神社に関する記載があるのを発見、早速入手し読んでみた。
内容は、「東奥紀行」と題する、芭蕉の「奥の細道」にならった紀行文でした。作者は信州安曇野松川村の平林有山(ペンネームは江上草庵)氏で、明治20年に千葉・東京・そして横浜から船で仙台へ、さらに福島、栃木、群馬を経て信州へ帰るという旅である。

驚いたことに、旅立ちの章には、次のようにある「都の花も見ごろとか、奥の青麻や塩釜や松島わたり心がけ、・・・・」。なんと、松島・塩釜より先に青麻とあるではないか。
そして、青麻参詣については、「青麻に赴く、塩釜の町端づれより岐れ道あり。利府町まで一里半、是より又仙台との岐れ道あり。こも一里半にして漸く宮城郡岩切村の山中なる青麻神社に達せり。年来の宿願にて今日爰に参拝するを得たるは、神の御恵みなりと歓喜の情ににたえず--春風に乗りて来にけり神詣 有山」とある。

あの風光明媚で多彩な文化を持つ信州の地の人々が、なぜ青麻神社へのかくも深い信仰をいだいたのかは謎である。
自分は学生時代に、車で信州を旅して、あの圧倒的な山や谷、村や町の景観にくらべて、ふるさと宮城の景観が小さく思えた記憶が鮮明によみがえる。信州と青麻のつながり奥に何があるのかと、あらためて考えさせられた。
2011/06/21(火) 17:09 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
宮城野区岩切在住の三浦昇さんが、郷土再発見-我がふるさと岩切-を刊行され、奉納いただきました。三浦さんは、研究熱心な方で、ふるさと岩切の歴史や現在を丹念に調査され、その成果を大冊にまとめられました。三浦さんが、神社にも度々調査においでになり、また、たまたま原稿を拝見する機会もあり、世にでることを期待しておりました。
ページをめくると、なつかしい写真や絵図がちりばめられ、解説や考察には博識とふるさと岩切に対する愛惜がこめられていて、実に興味が尽きません。開発で失われた風景やこの度の震災で損壊してしまったものもあり、貴重な記録です。
希望の方には、実費2,000円でお分けするそうです。神社にお問い合わせください。A4判・398ページ
2011/05/13(金) 15:05 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)